ママは悪くないよ!そして誰も悪くない
抜毛症【 お洒落を楽しみながらみんな幸せに 】
巷では親子関係の問題等でよくトピックとして挙がってくるのが、毒親とか酷いネーミングをつけた書き込みを見かけることがよくあります。
実際、ウチの娘も嫁に対して言ったことがあるくらいですから…
確かに親にしても子供にしても極々まれに、とんでもない方が存在することはわかっています。
でもそれはママだから、パパだからとか〇〇だからに限ったことではありません。
親が子を思う気持ちに偽りはありません。
親子関係がギクシャクしているケースで多く見られるのはちょっとしたボタンの掛け違い、時間軸の違いから生じているのです。
なんらかのメンタルが起因する症状を発症した子供たちは、ママが大好きなくせにママを罵倒し、責める場合がよくあります。
これはただの責任転嫁、甘え,八つ当たりです。
けれども時として、ママは自分のせいだと自分自身を責め、子供の今の状態は自分が悪いからだと落ち込むケースが非常に多いです。
この自己否定、自己嫌悪の状態になっていしまうとなかなか抜け出せなくなります。
でもね。『ママは悪くないんです』
抜毛症であれば、自分が髪を抜かなければ良いだけの事。
抜かなければ治ります。
自分が弱いだけなんです。
不登校や引きこもりだってそう…
責任という名の矢印を自分自身ではなく親や他人、学校や社会に向けます。
ただの弱虫。勇気が足りないだけです。逃げているだけ…
しかしながら、『実は本人も悪くないんです』
ほんの一部の悪意でこれらの行動を行っている方を除いては、別に悪いわけではないんです。
それが個性であり性格だがら仕方ないんです。
一般常識では、しっかり勉強して、なるべくレベルの高い学校に進学を経て、一部上場企業もしくは官公庁や公務員になって、そこで出来るだけ立派な伴侶をみつけて幸せな結婚をする…と言う流れが常識だと思います。
こう言った常識に基づいた概念で考えると常識から外れた事をしている。
と判断されてしまいますが、実はちょっと視点を変えてみると見え方が変わります。
抜毛症やメンタル的な問題を起してしまうその背景にはちゃんと犯人?が存在しているんです。
その存在とは、ほんの些細なストレスの積み重ねだったりします。
塵も積もれば山となる…そんなささやかなストレスも積もると我慢の域を超えます。
その結果、周りから見れば抜毛症やうつ、不登校、引きこもりのような非常にネガティブな行動に至るわけなのですが、この状況や環境から自分を守るために、いわゆる自己防衛の為にそれらの行動を起こすことで何とか持ちこたえているのです。
だから、悪いというよりは本人は必死に戦っているのです。
ただ、その状況から抜け出す方法が分からないだけ。
自分にとっての正しい選択や納得のいく方向を探し続けているのです。
もしかしたらこれは、能が引き起こしている危機回避の為の自動防衛プログラムなのかもしれません。
抜毛症やメンタルな症状ってほんと複雑でややこしいですね。