抜毛症を正しく理解する
【 お洒落を楽しみながらみんな幸せに 】
「抜毛症とは」
改めて、抜毛症をご理解いただきたいと思い書かせていただきました。
「そんなこと言われなくても知ってるよ!」
て方もいらっしゃるでしょうが、そうおっしゃらずに今一度お付き合いください。
抜毛症の方は,美容以外の理由で毛髪を繰り返し引っ張ったり,引き抜いたりします
最も多いのは頭皮,眉,および眼瞼からの抜毛であるが,あらゆる部位の体毛が対象となり得ます。
また、抜毛の部位は、時間の経過とともに変化することがあります。
この行動を若干、自動的に(すなわち,十分に意識することなく)行う人もいれば,この行動をより意識的に行っている人もいます。
抜毛は強迫観念、または外見に関する悩みに誘発されるものではないですが,緊張感または不安感(ストレス)が先行して,それが抜毛により軽減することがあり,しばしばその後に満足感を覚えます。
だが、その後には必ず罪悪感や自己否定感が襲ってきます。
抜毛は思春期の直前、または直後に始まるケースがかなり多く見受けられます。
当協会に寄せらる相談件数では10代の女性が圧倒的に多いのも特徴です。
その数は、全人口に対しては約1~2%であり、患者の約90%は女性なんです。
10代前後で発症し20代、30代、40代、50代になっても改善が見られない方も多く、全体の潜在数はおそらく予想を遙かに超える数が存在すると協会では考えております。