過干渉とは?
抜毛症「過干渉」と言う言葉は、今や一般的な言葉ですね。
では、実際に過干渉とは?一体どういう状態の事を指すのでしょうか?
例えば、食事の際に出来たてのスープや熱々の味噌汁を一気に口元に運んで飲もうとするお子様がいたとします。
さて、この様な状況で注意を促すために声を掛ける事は過干渉と言えるでしょうか?
それとも、これも本人の経験だからと黙っていることは正しいと言えるのでしょうか?
この場合は「お子様が熱々のまま一気に飲もうとすれば火傷してしまう可能性が高い」と言うことを知らない場合は、火傷するから気をつけなさい!と注意すべきですよね?
もし、それまでに「何度も注意してきたのであれば」実際に経験してみなければ理解出来ないのかも知れませんね。
では?
ちょっとした火傷程度で済むことならば「経験(学習)しておいた方が今後のため」で済むかも知れませんが、子供が車道へ飛び出そうしている場合はどうしますか?そりゃ100回でも1000回でも100000回でも繰り返し注意しなければ死んでしまう危険性がありますよね?
つまり、「過干渉とは?」経験で済むような場合と命に関わってくる場合と大きく2つのパターンに分けることが出来ると思いますが、実際の所は全て「バランス」なのです。
同じ失敗を繰り返さぬよう・・・
自己責任として行動が出来るようになるため・・・
その都度、状況も異なれば、深刻度や対象になる年齢も様々です。
では、何を基準に「過干渉」にならないようにすれば良いのか?
コツはあります!
すべての状況において
① 感情的に判断しない事
② 自己中心的判断に基づいていない事
③ 長い目で見て相手のためになるのか?ならないのか?ちゃんと考える事
反射的に判断せずに最低でもこの三つを勘案した上で干渉するようにしてください。
一番注意すべき事は決して感情だけで判断しない事!
特にイライラしている時、怒っているときに判断してしまうと、過干渉どころか支配的な言動や態度を取ってしまうケースが多くなりますので、いかに穏やかな精神状態を保つか?これこそが人生修行なのです。
そして最終的には大いなる愛をもって判断出来ればほぼ間違うことはないでしょう。
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