感情障害・気分障害?
抜毛症抜毛症を改善すると言う事において重要な要素の一つに、身近に好きなこと、好きなものがどれくらいあるのか?
これが非常に重要なカギを握っていることが分かっています。
特に、重度の抜毛症の場合は食べ物に対する興味が持てなくなったり、興味が薄れたりする場合が比較的多くなります。
今まで大好物だったお菓子や食べ物が好きではなくなったり、さらに好きだったことまで興味が薄れてしまうことがあります。
TV、映画、ドラマ、アニメ、読書などあらゆることに対して興味が薄れてしまうのです。
ネガティブシンキングに陥ったり、自己肯定感が下がってしまった場合には、このようにありとあらゆることに対して無気力、無関心の方向へどんどん心が偏っていきます。
ショックなことがあり、一時的に食欲がなくなった経験は皆さんお持ちだと思います。
この状態がず~っと継続する感じです。
抜毛症に限らずこの状態から抜け出すためには、本当にささやかでいいので好きなもの、好きなことを見つけていくしかありません。
いつもそこにある、身近にあることに感情が反応するようにしなければならないのです。
突破口としては、青い空、白い雲、輝く太陽や夜空に浮かぶ月、道端に咲く野花、土の香り、風の香りを意識して感じれるようにすること、ささやかなことに対して感動できるように感情を取り戻す事。
これが出来れば、それをきっかけに再び様々なことに対しての感覚が呼び戻されてくるのです。
ネガティブの極みのような状態にある方は、その状態を継続させるために、脳が物事に対する興味を遮断しているのです。
面白くない、つまらない、どうでもいいと自己暗示をかけ続けると潜在意識レベルでその状態を脳が自動的に保つ設定になります。
この設定が入ってしまうと、精神科や心療内科において薬物療法の対象になってしまったりします。
むろん自ら行くのですが…
そんなことよりも、一時的な『感情障害』『感覚障害』といっても過言ではないと思いますが、ほんとうに一時的なものなのです。
例えば風邪を引いて、一時的に味覚がなにも感じれなくなったという経験がある方も多いかと思いますが、それに近いと思います。
しかしながら、その期間があまりにも長いと感覚を取り戻す事が困難となったり、とり戻す努力をしなくなったりする場合もあります。
だからこそ努力して好きなもの、好きなことを見つけてください!
医学的に解説されている感情障害、気分障害と表現される症状に共通する部分があるため、この言葉を引用しましたが、抜毛症においては薬物療法を全く必要としません。
むしろ、改善を阻害すると考えております。
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