執着が自分を苦しめる

人が悩み苦しむ時には必ず何かに執着しています。

自分の胸に手を当てて考えてみてください。

もし、この執着を手放すことが出来れば人は一瞬で物やお金、学歴、名誉やプライド、常識に縛られる事なく自由を手に入れることが出来ます。

手放せた分だけ自由になる事が出来ます。

未成年であれば、偏差値や学歴、友達、彼氏彼女、アイドル、叶わぬ夢に対する執着。

親ならば、子供を所有物と勘違いする事や自己投影や理想を押し付ける事を諦めきれない思いに対する執着。

人は本来何も持っていません。

衣食住が最低限満たされていれば、それ以外は本来、余分なんです。

人の目的は生きるという事と、この世に生まれた意味を考えその使命を達成するために努力する事

これくらいのものです。

抜毛症やうつ、不登校やひきこもりに関する問題において、非常に多く見られる傾向としては、この執着が大きく関与している場合があります。

この問題における執着には2種類あります。

『自分で抱えている執着』と『人から向けられる執着』です。
表面的には分かりにくくても、プライドが高く何かにつけて常に他者と比較して苦しんでいるのが自分で抱えている執着。

自分で自分を縛り自滅する傾向にあります。

自分の望む人生ではなく、親や周りの人間の望む人生を押し付けられている状態が人から向けられる執着。

自力で抜け出す事が出来るくせに、自ら思考停止に陥り、最終的には人を恨みながら生きています。

すべては自分以外の他人のせい。

自己責任を認める迄その呪縛からは解放されません。

＃抜毛症　＃抜毛症改善　＃トリコチロマニア　＃自分で自分の髪の毛を抜いてしまう