どこまで言ってあげたらいいですか?
抜毛症抜毛症改善プログラムを開始すると、基本のチャートをしっかり守りながらお子様が抜毛衝動と戦っている間は、ある程度自由を認めてあげる事になるわけですが、その線引きに親御さんは必ず迷います。
どこまで言ってあげたらいいですか?
このような質問が後を絶ちません。
ケーズバイケースですが、先ずは本人と親御さんがしっかり話し合いをします。
もし忘れていたら・・・
出来ていなかったら・・・
話し合いの結果、一度だけ言って欲しいと言う事なら一度だけ言ってあげましょう。
それにもかかわらず、もし忘れたり、出来なかったら【自己責任】だと言う事をしっかり認識してもらいます。
何も言われたくない!と言う事ならば、まったく言う必要はありません。
ただし、それもちゃんと本人と親御さんの間で合意しておく必要があります。
通常ほとんどの家庭ではこの合意や取り決めがちゃんと出来ていません。
出来ていなければ・・・
言ってあげるのがあたり前になります。
言ってもらうのがあたりまえになります。
あたりまえになると、依存が生まれます。
依存がうまれると親はいつまでも子供に干渉を続けなければなりません。
必要以上に干渉することを過干渉と言います。
ともすると、依存している子供は忘れたり、出来なかった場合に【親のせい】にするようになります。
【親のせい】にされると親は子供を叱ります。
「なんで起こしてくれなかったの?」
「ちゃんと起こしたわよ!!」
「なんで言ってくれなかったの?」
「ちゃんと言ったわよ!!」
あなたはこの世にも奇妙なループに気づかれましたか?
子供への干渉の度合いというのは実に様々で難しい問題です。
しかし、しっかりと取り組み【自己責任】で行動できるようになれば、親は安心してかなりの【自由】を認めてあげることが出来ます。
子供も親の干渉や支配下から離れることが出来て、伸び伸びと楽しい毎日を過ごすことが出来ます。
【自己責任】と【自由】はセットなのです。
つまり、自由には大いなる責任を伴うと言う事を覚えておいてください。
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