お風呂に入ってくれない…
抜毛症抜毛症改善プログラムの現場において、ご両親から質問される困りごととして「子供がお風呂に入ってくれない」という相談があります。
抜毛症を抱える思春期の女性が、入浴や歯磨きなどの基本的な衛生管理を拒む現象は、比較的多く見られます。
単なる「怠け」や「だらしなさ」ではなく、心身の限界を示す深刻なSOSのサインの場合もあります。
親としては、この行動の裏にある心理を理解し、次のように受け止めることが大切です。
【行動の裏にある心理的背景、生きるためのエネルギーの枯渇】
ストレスや不安と戦い、さらに「髪を抜く衝動」を抑えたり、抜いてしまった罪悪感と闘ったりすることで、脳と心が激しく疲弊しています。
お風呂や歯磨きといった日常の動作に回すエネルギーが、1ミリも残っていない状態。
【自分の身体への嫌悪感と直視の回避】
お風呂に入ることは「服を脱いで鏡を見ること」「髪を洗って抜けた毛を実感すること」を意味します。自分の体や傷ついた頭皮を直視せざるを得ない状況から、無意識に自分を守るために拒絶している場合もあります。
【セルフネグレクト(自己放任)】
自己肯定感が著しく低下し、「どうせ自分なんてどうなってもいい」という投げやりな心理(抑うつ状態)に陥っている可能性があります。
【感覚の過敏さ】
ストレスによって神経が過敏になり、シャワーの水圧が痛く感じられたり、歯磨き粉の刺激やブラシの感触が耐え難い苦痛に感じられたりすることも稀にあります。
■ 親としての正しい受け止め方「怠け」ではなく「心の病気の症状」と割り切る。
風邪で高熱が出ている人が動けないのと同じ状態です。
「本人の意志」で入らないのではなく、「脳のエネルギー切れで入れない」のだと理解してください。
絶対に「責める・正論を言う」のをやめる。
「汚いよ」「女の子なんだから」といった言葉は、本人をさらに追い詰め、状況を悪化させます。
衛生管理のハードルを徹底的に下げる。
お風呂に入らなくても、洗顔シートで顔を拭く、ドライシャンプーを使う、マウスウォッシュで口をゆすぐだけで十分と考え、「スッキリしたね」とだけ伝えます。
この様に対応する事で遅かれ早かれ、自分から衛生管理を行えるようになります。
決してイライラしたり、怒りを込めて声掛けしないように気を付けてくださいね。
またそれと同時に全国の抜毛症改善カウンセラー®からは毛髪理論に基づいた専門的視点からのアドバイスで援護していきます。
例えば、正常な毛髪サイクルの為に頭皮環境を衛生的に保つ必要がある。
過剰な皮脂の分泌は湿疹や炎症、そして最も抜毛衝動につながる痒みの原因につながる危険性など、専門的な知見に基づいたアドバイスを行っていきます。
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