美容師国家試験・筆記試験の想い出
ブログ以前にもお話ししましたが、僕は通信教育で免許を取得しました
通信教育は、現在は3年、僕たちの頃は2年の間に、数ヶ月ごとに理・美容師教育センターから、教科書が送られて来ます
中には2~3枚の問題用紙が入ってます
それを毎回、解いて期日内に提出し、合格点を取らなければなりません
良く覚えてないんですが、教科書は15冊くらいは、あったのではないでしょうか
教科によっては、2冊あるものもありましたし…
通信教育の入学は10月でした(現在は4月からになってます)
高校を卒業して半年
少しだけ、東京での生活にも慣れ、仕事にも慣れ始めたら頃でした
入学と言っても、入学式とかある訳でもなく、手続きを済ませたら、ほどなく最初のレポート(教科書)が届きました
最初は”美容技術理論”
張りきって問題を解き、提出
確か、この最初のレポートには3枚の問題用紙が入ってと思います
だいたい、1枚のレポートにつき、1ヵ月の期間が定められていました
このレポートの3枚目を提出するころは、12月
仕事の忙しさもハンパなくなって来ました
毎日、疲れはてて家に帰り、レポートをしなきゃ…と思っても、なかなかできない(–;)
そんな日が続いたある日、一緒に実技の講習会に行ってた、井田有里ちゃんに、何の用事だったか忘れましたが、電話をしました
そして、用件が終わったあとに”レポート終わった?”と聞いたら
“終わったよ。木村くんまだ?答え教えよぉか?”
か…神様
有里ちゃんが女神様に見えたのは、言うまでもないですよね(笑)
それからと言うもの、すっかり味をしめた僕は、レポートが届くと、何かしら、もっともらしい用事を見つけては、有里ちゃんに電話しました
でも、有里ちゃんもバカじゃない
そぉ何度も続けば、こっちの魂胆なんてお見通し
3回目くらいには、こっちが無意味な用件を言う前に”あっ、答えやろ?ちょっと待って(^^)”
と言って、待ってましたと言わんばかりに、答えを教えてくれました(^^)v
ゆ…有里さま
その後、僕は1度も自分でレポートを解くコトはありませんでした(^▽^;)
おかげさまで、いざ筆記試験の勉強に取りかかるときに、僕の教科書は最初の美容技術理論以外は、折り目1つない新品状態でした(笑)
しかし、当然そのつけは、回ってきますよね
さて、どこから手をつけたら、良いのやら…
が、しかし…またしても神様は、僕に味方してくれました(*^^*)
な、なんと、職場に美容学校で先生をしていた人が、入社して来たんです
さっそく僕は、全ての教科書を持って来て”出るとこ教えてください”と、お願いしました
その人は”ヤマはかけられないから、絶対に出ないとこに×しといてあげるよ”と言って、全ての教科書に目を通して×をしてくれました
おけげで、勉強する量は3分の1くらいに減りました
僕は、ひたすら教科書を読み、ノートにまとめると言う勉強法を取りました
なぜなら、過去問題集なるものがあるコトを知らなかったからです(–;)
きっと、楽をしたバツですよね(笑)
どぉせなら、過去問題集のコトも教えてくれたら良かったのに…(笑)
結局、1度も問題を解くコトもなく試験に挑んだので、試験が終わっても、出来たのか、出来なかったのかさえもわからないまま、静かに発表の日を待つだけとなりました
筆記試験にあたり、僕は有里ちゃんと職場の先輩・佐々木さんの二人がいなかったら…と思うと、ゾッとしますね
しかも佐々木さん、わりとすぐ辞めてしまって、一緒に働いてた人でも、覚えてる人は少ないんじゃないでしょうか
もしかして、佐々木さんは、僕のためだけにビューティ島田にやって来たのでは笑
それから、有里ちゃんにいたっては、ホントに感謝、感謝です
今も美容師、続けてるのかなぁ
会いたいなぁ~