時間軸のズレ
抜毛症【 お洒落を楽しみながらみんな幸せに 】
「早く起きなさい」「早く準備しなさい」「早く宿題をしなさい」「早くご飯を食べなさい」「早くお風呂に入りなさい」「明日の準備をして早く寝なさい」
誰しもが言われたことがあるし、言ったことがあると思います。
私も子育て期間中は、それこそ毎日のように叫んでいました(><)
抜毛症の方の多くは、わりとゆっくり、のんびりしている傾向にあります。
逆に…その親御さんは時間に厳しく、キッチとしている方が多いように見受けられます。
(もちろん、すべての方がそうだと言っている訳ではありませんよ)
これらの言葉は親御さん、特にお母さんからお子さんへとかけられることがほとんどだと思います。
抜毛症の方は内向的な方が多いので、これらの言葉に「わかってる」「今やろうと思ったのに」「後からやるよ」「うるさいな~」などと、反抗するような言葉を出せずに「うん」「わかった」「今からやる」などの返事をして、自分の意志を押し殺して親の言うコトを聞きます。
一見、聞き分けのいい子のように思えますが…実はこの時のちょっとした、ほんの些細な我慢が、1日や2日くらいならいいのですが、毎日毎日一年365日続くと、少しずつボタンを掛け違えるかのごとく微妙にズレていってしまうんです。
これを読んでいるあなたが、抜毛症に苦しんでいるご本人なら、あなたのお母さんやお父さんと!
抜毛症のお子さんがいらっしゃる親御さんなら、あなたのお子さんとのこの『時間軸のズレ』を感じたことはありませんか?
もちろん、お母さんが悪い訳ではありませんよ。だってお母さんはお子さんのことが大切だからこそ、寝坊して遅刻して学校で怒られないように、宿題を忘れて先生に怒られないようにあなたのことを心配して言ってるだけなんですから!
そんなときは、あなた(お子さん側)の意志をハッキリと伝えてあげるといいですよ。
ちゃんとわかっていること、あとからやろうと思っていることを…
だって、言葉に出して伝えないと例え親子でもそれは伝わらないから!
お母さんはエスパーじゃないいんだから(笑)
そして、それを聞いたお母さんは、お子さんのことを信じて任せましょう。
ちゃんと自分でやりますよ。あなたのお子さんなんですから!
些細な時間軸のズレを修正するだけで、お子さんの抜毛行為は飛躍的に改善していきます。
信じて見守りましょう。