抜毛衝動は2段階で攻めてくる!
抜毛症【 お洒落を楽しみながらみんな幸せに 】
抜毛症になると、必ずあるパターンに基づき抜毛行為を行うようになります。
それは2段階での抜毛衝動です。
まず第1段階は、その時の感情に紐付いた部分がムズムズしたり、かゆくなったり、違和感を感じたりと何らかの信号が脳から起こります。
この根本部分はアンカーリングが起こしているのですが、電気信号と神経伝達物質をつかってピンポイントで攻めてきます。
シナプスだとか神経伝達物質とはなんぞや?とここの部分に関しては、今は気にする必要はありません。
問題はこのメカニズムは、複雑に感情と結びついており、間違いなくその紐付いた部分に手が行くように誘導してくるのです。
人は、痛みには比較的耐性はありますが、かゆみやムズムズには抗うことは出来ません。
まんまと脳の誘導に引っかかり、そこに手が行くことで最初はそこの部分を搔いたり、触ったりするのですが、ここで止まる事はありません。
次に第2段階の衝動である、抜毛衝動へと誘導されてしまいます。
最初は抜くつもりでなかった…単にかゆかったから、ムズムズするから触っていたのに、いつの間にか抜毛行為へと誘導されているのです。
本人すら気づかぬうちに…
これこそが抜毛症に苦しめられている方が必ず体験している2段階での抜毛衝動の実態なのです。