0956315409

悪意の抜毛

数ある抜毛症の中でも協会が問題視している抜毛要因があります。

それが「悪意の抜毛」です。

悪意の抜毛とは、自分の思いや考え希望を通すために行なう抜毛で、この現象が見られるのが小学生5年生~大学生くらいまでの女性に見られます。

自分の思いが通らないから・・・

自分の思いを理解してくれないから・・・

無理矢理その思いを通すためにあえて親の嫌がることを行ないます。

抜毛症で言えば目立つ部分(トップ・フロント・サイド)をわざと(意識的に)抜いて親御さんを苦しめよう、困らせようとします。

これはまるで報復であり、復讐であり、嫌がらせ、八つ当たりとすら捉えることが出来ます。

結局は自分を傷つけることになるにも関わらず、その時の感情や衝動で行ないます。

協会ではこの様な抜毛症クライアントに対しては、1回目は様子を見ますが「悪意の抜毛」が確定した時点で抜毛症改善プログラムを一旦中止またはお断りする方向で検討するように全国のカウンセラー®に通達しています。

自分が気に入らないから

自分が望む対応をしてくれないから

自分の考えを否定されたから

自分の発言に対して自分の希望する対応や理解を示してくれないから

と言う理由で自分自身を傷つけ、周りに悲しみと絶望を振りまくクライアントは、もはや改善の対象とは見なしません。

現在協会には、全国のデータを集計すると延べにして4300名以上のヒヤリングデータがございます。

その中でも非常に希ですが、その存在や特徴が年々明らかになっています。

逆に親御さんに全く問題が無いかというと、そうではありません。

最新のデータで見えてきた特徴としては悪意の抜毛を行なっている親御さんには以下のようなパターンが見られることが分ってきました。

子供の行動を常に監視してしまう

子供がちょっと見えないと凄く気になってしまう

大きな声で激しく叱責してしまう

子供の発言が全て終えるまで待てない

子供の行動に対して口には出さなくても明らかにイライラしている

子供の行動に対して色々納得いかず結果的に我慢出来ない

子供がルールを守らないと怒ってしまう。

子供が信用できない。

必ずこれらの中で3つ以上該当しています。

しかしながら、親には子供の管理監督の義務がありますし、愛情からの心配なわけです。

子供側も感謝はしているし、親の気持ちも当然分っています。

わかっていますが、その対応や発言がかみ合わないだけなのです。

双方の思いがかみ合わないだけで、家庭内の雰囲気は常に一触即発となってしまいます。

これを「不幸」と言います。

双方に愛や感謝があるのに理解し合えない。

これを不幸と言わずなんと言いましょうか?

 

★★☆☆解決するためには?★★☆☆

コツとしては双方が決して感情的にならずに穏やかな精神状態でとことん話し合うことです。

もう一つの方法としては、親は子供の「自己責任を徹底的に認め信じて口を出さない」、子供は「自発的に決めた事は徹底的に守り自己責任で行い決して他人のせいにしない」

いずれかがもし徹底できれば、ほんの少しだけ改善の望みがあります。

 

#抜毛症 #抜毛症改善 #トリコチロマニア #自分で自分の髪の毛を抜いてしまう

 

 

 

 

0956-31-5409 お問い合わせ