抜毛症の最終目的は改善ではありません
抜毛症抜毛症の当事者やそのご家族のほとんどが経験する事ですが、抜毛症は、まるで株価のように改善したり悪化を繰り返します。
また抜毛する箇所が移動したり、拡大したりと様々な変化を見せます。
抜毛症がなかなか自力で改善しないのは、上記の状態を何度も繰り返す事で、やがて心が折れてしまい改善する事をあきらめたり、何とか髪を誤魔化して生きていく知恵を磨きます。
中には自力でほぼ改善したり、抜毛部位が分らない無い状態まで回復される方も多々存在しています。
しかしながら、抜毛症で最も恐ろしい事は遅かれ早かれ再発してしまうケースが後を絶たないのです。
回復して数日後、数週間後、数ヶ月後、数年後と様々なタイミングで再発してしまいます。
毎日、穏やかな精神状態で過ごす事が出来れば問題ありませんが、人は生きていれば大なり小なり必ず嫌な出来事が起こったり、ストレスに襲われることがあります。
どれだけメンタルの強い方でもそれが、一つでは無く、二つ、三つと重複することで耐えきれずに負けてしまうのです。
ではなぜ?そうなってしまうのか?大切な事は本質を理解していなければならないと言うこと。
たまたま、改善した・・・
いつの間にか良くなっていた・・・
一時的に問題が解決したから・・・
環境が変わったから・・・
だけでは不十分なのです。
本質を理解すると言うことは
そもそもなぜ?抜毛症になってしまったのか?
何がどのように影響を及ぼしているのか?
現在の問題なのか?
それとも過去に起因する事なのか?
これらをちゃんと分析し、理解した上でどのようにそれらと向き合うのか?
戦うのか?
これをちゃんと理解しないと再発リスクはつねについて回ることになります。
逆にちゃんと理解することが出来れば、再発を止めることが出来ます。
そのためにしっかりと時間をかけて抜毛症と向き合い,取り組むことで大きな成果を出すことが出来るようになりました。
一般社団法人 日本抜毛症改善協会での抜毛症改善プログラムの目標はあくまでも改善ではなくて【再発防止】を目標としております。
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