優秀な母をやめてみる
抜毛症母親が優秀であることが悪いと言っているのではありません。
抜毛症改善における優秀すぎる母親の行動は、時としてお子様の成長の妨げになりかねないという事なんですね。
行動に無駄がなく、段取りもバッチリ。
その上、失敗をしないように先回りして子供のすべきことに対して助言を欠かさない。
おかげで子供は毎朝遅刻もなく、ちゃんと朝ご飯も食べることが出来て、失敗することも少なく、宿題や授業に必要なものを忘れたりして困ることもない。
あら?なにも問題なしですね。
しかしここからが本題です。
子供の性格、そして親の性格によって大きく影響が変わるのですが、少なくともこのような優秀な母親であるにも関わらず子供が【抜毛症】を発症しているとしたら【原因結果】の法則からして【優秀な母親】が問題の一つである場合があります。
ひょっとしたら子供の【自発】の妨げとなり、その成長機会を奪っているのかもしれません。
例をあげたらきりがありませんので、優秀な母親の皆様それぞれがお考え下さい。
27年間、美容室を経営して思う事があります。
周りの経営者を見渡してみると経営者が優秀すぎる美容室はなかなか成長しません。
なぜならばスタッフがオーナーに頼りすぎるため、スキルがなかなか上がらないのです。
逆に、成長する企業は、オーナーが自分の能力を抑えて失敗を恐れずにどんどんスタッフに責任を与えて任せるのが非常に上手なのです。
スタッフに100%を望まず、50%でも良いのです。
後はそれぞれの才能や役割でカバーしてもらえば、ちゃんと成り立つのです。
ゆえに優秀な経営者はそれが出来ません。
そして任せるならば100%を求めてしまうのです。
そして、1人でイライラし、文句を言い、無理な要求をし、結果失敗してしまう。
これって、家庭に置き換えると優秀な母親とお子さんの関係に似てると思いませんか?
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