祝・抜毛症克服&卒業 Part3
抜毛症宮崎県にお住まいの14歳、新中学3年生のYちゃん
去年(R4年)の2月に初めてご相談にいらっしゃいました
*初めて来られた時の写真
最初に抜き始めたのは小学1年生のころでしたが、そのころの記憶はほとんどありませんでした
小学4年生になると、担任の先生と相性が悪くてたくさん抜くようになったそうです
思ったことがなかなか言えない、周りに気を使ってしまう、いろいろ我慢してしまう…
典型的な抜毛症のお子さんでした
過干渉のお母さんと、お父さんは仕事が忙しく、なかなかかまってあげられないのと、みんな(3姉妹の次女)に平等とは言え、酷く怒ったりしていたそうです
ご両親はYちゃんのためを思って…それはまぎれもなく親の愛情!
だから、けっしてご両親のせいではないのですが、Yちゃんにはそれが負担となり、少しずつ我慢コップが溜まっていき、溢れちゃったんです
ちょっとしたボタンのかけ違え…
Yちゃんは「イヤだ!」ってなかなか言えない子だから…
たったそれだけのこと!でもそれがYちゃんにとってはとてつもなく大きなことだったんです
お母さんはウチに来られる前からYちゃんの抜毛の原因が自分の過干渉のせでは?と思い、何も言わないように心がけてくれていました
お父さんも納得の上、出来るだけ家族の時間を取ることと怒らないようにすると約束してくれました
それからのYちゃんの改善は目覚ましいものでした
お父さんもお母さんも約束をしっかりと守ってくださいました
毎月、宮崎県から家族全員で来られました
私も息子が宮崎の大学に通っていたので4年間、何度も宮崎まで行きましたので、その遠さ、大変さは身を持ってわかります
本当にご両親、ご家族のみなさんには頭がさがります
毎月の長崎への家族旅行となったこともYちゃんには良かったんだと思います
わずか13ヶ月で無事に卒業となったYちゃん
*卒業の時の写真
本当に良く頑張りました
頑張ったYちゃんはもちろんのこと、ご家族全員での結果だと思います
Yちゃんの未来が素晴らしい未来になることを祈っています
後日、YちゃんとYちゃんのお母さんから嬉しいお手紙をいただきました
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