髪の寿命
抜毛症【髪を抜き続けるとやがて生えなくなります】
ところが中にはどれだけ抜いても、いくらでも無限に生えてくると思っている方がいます。
残念ながら、髪の寿命は約40回前後と言われていますのでそれ以上抜いてしまうと髪が生えなくなり、毛穴はふさがり閉穴してしまいます。
それどころか・・・毛根鞘といって細胞がついたまま抜けてしまうとほんの数回で毛穴の活動が止まってしまい閉穴してしまいます。
この閉穴した部分が拡大する事を瘢痕部と呼びます。
ケガや火傷をして生えなくなってしまった瘢痕部と同じような感じです。
この状態になってしまうと二度と髪は生えてきてくれません。
つまり抜毛キャリアが長くなればなるほど生えてこない部分が多くなるリスクを持っていると言う事になります。
抜毛症の方の抜き方もそれぞれですから、一日も休まず抜くような方は若くして多くの瘢痕部を抱え例え抜毛症が改善したとしても瘢痕部以外の部分の髪でヘアデザインをカバーできるかどうかが重要なポイントとなります。
瘢痕化してしまった部分が多ければ多いほど、ヘアデザインに制限が多くなり様々なスタイルを楽しめなくなってしまいます。
中には10代・20代にして一生ウィッグでの生活が確定してしまう場合もあります。
だからこそ改善に取り組むのは早ければ早いほど良いのです。
永遠に髪が生えてくると勘違いしている方は要注意です!
あなたやあなたのお子さんの髪の寿命は大丈夫ですか?
『いつまでもあると思うな親と金』という言葉ありますが、『いつまでもあるとおもうな親と髪』を肝に銘じてほしいと思います。
#抜毛症 #抜毛症改善 #トリコチロマニア #自分で自分の髪の毛を抜いてしまう