親の我慢コップ®
抜毛症初回カウンセリングを受けた方や抜毛症改善プログラムに取り組んでおられると何度も何度も耳にするのが我慢コップ®ですね。
我慢コップの概念を軽く説明すると、さまざまな環境から派生するストレスや本人の性格に由来する我慢できる許容量を表す比喩的表現ですね。
この許容量を超えたときにコップが溢れて抜毛症であったり、さまざまなメンタル由来の行動に及ぶ事。
この基準を分かりやすく説明するために必要な概念です。
我慢コップが溢れて辛い思いをしているのは何もお子さんだけではありません。
親だって協会カウンセラーからの要請やアドバイスに基づき今までにはない取り組みを行い、出来る限り子供の自己責任力を信じていっぱいいっぱい我慢していますね。
親の理解と頑張りが無ければもっともっと抜毛症改善が長引くケースが山ほど存在します。
しかしながら、親だって我慢の限界は当然ありますね。
けれども、どこまでこの限界ラインを上げられるかが勝負なのです。まさに『親の修行』と表現しています。
全国の親御さんも様々ですから、我慢の許容量が非常に少ない方々も存在します。我慢コップが小さいケースですね。
このような場合は結果的に我慢が出来ずにいつもの接し方に逆戻りしてしまい結果もそれに伴い悪化するという流れになってしまいますね。
親御さんで非常に多くみられるケースとしては、『ここまでは我慢するけど、これ以上は無理』という独自の限界ラインを設けておられる方がおられます。
このタイプの方は例えば、夜10時まではゴロゴロしていても我慢するけど、その時間を過ぎるといつまでゴロゴロしてるんだ!宿題はしたのか?早く風呂に入れ!早く寝ろ!と我慢した分怒り倍増で叱ったりします。
この時点で過干渉・支配型となってしまいますね。
こうなってしまうと、親も子供もイライラ・怒りのキャッチボールとなってしまい色々な事が台無しとなってしまいますね。
穏やかどころか、とてもピリピリした状態ですね。
抜毛症改善においては非常に良くない状況となります。
さて抜毛症のお子様を抱える親御さんに質問です!
ん?!これってどなたでも該当しますね。
あなたの我慢コップ®のサイズはどれくらいですか?