親のコミュニケーション能力が子供の○○○に影響を及ぼす
抜毛症一般社団法人日本抜毛症改善協会では抜毛症改善プログラムを通して親御さんやその子供、大人抜毛症の当事者に至るまで実にさまざまな角度からデータを聴収し分析し統計をとっています。
その中で最近明らかになってきている事として親のコミュニケーション能力と子供の持つ能力において明らかな相関関係が成り立つデータがあります。
今回は親のコミュニケーション能力が子供の【人間関係】に及ぼす影響について少しシェアしたいと思います。
あくまでもその傾向が強いと理解してもらえれば良いと思います。
特に顕著なのは母親と娘間での『相関関係』において多く見られます。
背景としては、恐らく抜毛症の子供を抱える母親はコミュニケーションが苦手、人嫌い、人に合わせられないタイプが多いという事。
抜毛症改善プログラムにおいて子供の改善に時間がかかっている場合はよりそれが如実に表れてくる。
昔はそのようなタイプの親でも、子供が勝手に近所の空き地、広場、公園へ行けば学年・年齢バラバラであっても子供が参加できるコミュニティが存在していた
そこでは年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんから【必要なさまざまな学び】をインプットしたり、年下の子たちに対しては【年上からの学びをアウトプット】したりとごくごく自然な流れでインプットとアウトプットを繰り返す事で情緒を形成していくのです。
しかしながら、現代社会においてそのようなコミュニティは犯罪を警戒してほとんどが消滅してしまった・・・
ゆえに親のコミュニケーション能力や所属しているコミュニティに左右されるのが今の時代。それらの場を持たない母親の場合、子供のコミュニケーション能力を醸成したり、情緒を育成するにはハンディキャップとなりえる。
母親が友人・知人・ママ友など横のつながりをしっかりともっている場合は自然と子供同士もその流れで一緒に食事したり、遊んだり、家の行き来が増える。
これによりコミュニケーション能力が自然と醸成され『ボッチ』になったり、友達作りが苦手という概念は生まれにくい。
これに比較して親のコミュニケーション能力が低いとそれらが完全に欠落してしまう。
せいぜい塾や習い事などの浅い繋がり程度で、これでは本来自然に醸成されるコミュニケーションは生まれないし、足らない。
そもそも習い事程度で誤魔化すことは出来ない。
結果:受動的で人間関係をつくるのが苦手な子供が出来てしまう。
無論個別の性格としてなんにでも興味を持つタイプで明るく、積極的であれば、おのずとコミュニケーション能力が高くなるため、これには該当せず当然抜毛症やうつ、不登校や引きこもりにはなっていない。
それだけでなく厄介なのは、弊害として【親の常識】【親の普通はこうする】と言う考えの中で判断し育てるため子供の中にその刷り込みが色濃く出てしまうという事。
親も子供も気づかぬうちに過干渉・支配・自己投影のループの中で関係性が形成されてしまい
自己責任における判断や行動が出来ない。させてもらえない。という悪循環に陥っている子供も少なくない。
協会ではこのことに関して非常に大きな問題であると考えています。
あなたはいかがでしょうか?
もしあなたがこれらの問題を抱えている場合、解決するには子供よりも親の概念を変える必要あります。
自らの偏った考え方や、自分にとっての常識やルール、行動パターンを根本から見直し先ずは自分自身のコミュニケーション能力を高める必要があります。
高めることが出来れば、子供の情緒を形成するうえで必要な環境を作り出し、そこに送り込むことが出来ますので直接親が何かする事もなく、そのコニュニティーや環境から自動で学んでいくことが出来ます。
なかなかそれが出来ない。難しいと言う方は例えば自分の中の攻撃的な考え方や性格、物事を否定的、悲観的にとらえているならば肯定的にとらえる。
自ら壁を作りガードを固めているならば取っ払う。
勘違いの特別意識で人を差別したり、ランク付けしたりしない。
自分(親)が変われないのに人(子供)を変える、人(子供)に変わって欲しいと願うなど・・・
もう言わなくてもわかりますよね?
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